旅に行くのって,行ってる間は楽しいんだが,帰ってきてからが大変.特に今回みたいな野宿チャリ旅だと,洗濯やら,テントやら寝袋やらの乾燥やらで,凝縮されてた荷物が爆発するので部屋の中がカチャカチャになってしまう.…もうしばらく,部屋中に飛散した荷物との戦いは続きそう.泥だらけになったチャリの洗車もしないとな〜
チャリ旅をすると確実に痩せるようである.出発直前のデータがないんでなんともいえないが,2泊目の温泉で計量したら-1kgはいってたようだ.実験に追い立てられた昨年には,確実に体力落として増量してるはずやし,また旅に行くかな〜せっかく少し余裕あるんだから.
ところで,今日は久しぶりに機械加工した.
夢考房スタッフの仕事をしてると,メインは工作機械を回してる利用者のチェックになるわけである.工作機械を回す人を見る…見てるだけ.勿論,注意とか相談・指導もするわけだが,基本,見るだけであることに変わりはない.…俺もなんか削りたい!
そんな風に常々,思ってたわけなんだが,今日はY技師からの頼まれ事で機械を回すことになった.
依頼は,ワッシャの外径をφ19→φ17にしてほしいとのこと.それが160枚.よ〜し,旋盤作業だ.(旋盤:円柱を削る機械)
ワッシャのような薄い円盤の外径を加工するときには,軸状の治具を作ってそれに円盤を通して固定し,治具を旋盤にチャックして回す.Y技師はM6のボルトにワッシャを10枚ほど通して加工すればいいと言ってたが,ボルトとワッシャでは隙間が大きすぎて中心がなかなか揃わない.今回は加工する数が多いので,いちいち調整するのも面倒だし,治具を作ってしまうことにした.
廃材の中から適当な鋼材の丸棒を拾ってきて,それを段付に削る.先端にネジを切って,ナットで押さえつけるようにする.…即席の治具はすぐできた.
あとはワッシャを12枚ずつ挟んで,2回,自動で削る→外径をノギスでチェック→外す→新たに付ける…の繰り返し.単純作業のやっつけ仕事だが,やっぱりあの,削るって感触がたまらない.仕上げ面の金属光沢が美しい.…ヤバい,こら重症やな.
準備・清掃含め2時間ほどの軽い作業だったが,久しぶりに機械を回せたのが気持ちよかった.今度はアルミを削りたいな〜
ここの機械使えるうちに,小型スターリングエンジンを一台作りたい.
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