気まぐれ日記


 普段の生活で,何かちょっとしたことがあったり,ちょっとだけ写真を撮ったりしたときに更新します.
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2007/03    2007/10 過去の日記 
2007/9/30(sun)
能登の異世界に踏み込む
 秋は苦手である.
 夏は確かに暑いのが苦手な俺にとっては過ごしにくい気候で,「暑〜」と伸びてるのはよくある光景だ.しかし,夏はキリコであったり,なにか情熱的なオーラがある.
 ところが秋は,その情熱が終わって,一息つこうってな季節.確かに過ごしやすいんだが,なんだか腑抜けになる.

 そんなわけで,気候としては楽なはずなのに,なんだか不完全燃焼を抱え込んだようなのが最近.
 そんでもって,この週末の生活のぐだぐだ加減が反転に入って,なんともいえない気分のまま寝る気もしなかったんで,シビックを始動してみた.

 この時点ではまったく無計画だが,@とりあえず半島一周 Aとりあえず道の駅巡り(先輩に振られたネタ) と,そんなのが頭の片隅をよぎる.で,夜道をとりあえず北上してみる.
 特に目的地もないドライブだから,おもいっきり気まぐれ.

 ツールドの仕事時にルートの選択肢に挙がった,R415と併走する山間の県道を確認したくなって,羽咋から氷見に抜けることにする.
 ここは2桁級の県道とあって,さすがに2車線は確保されていて,さほどきつい場所もなく,なかなか走りやすい道である.ツールド時にはこっちを通った方がよかったかも.

 ところで気になったのが,県境を越えるにあたっての道路の質.
 石川県側はとりあえず2車線ってな感じで,路肩は狭く,舗装も荒れてはいないがそれなり.ところが,県境を越えて富山県側に入ったとたん,路肩の広い,しっかり2車線となる.舗装の質も上.
 以前,1月の金沢帰還時に雪の中,福井-石川県境を越えたときには,県境から,融雪装置がパッタリなくなって驚いたが,石川県は道路の質が悪い.そういう方針なのか? なんだかなぁ.

 氷見まで来てしまったから,なんとなく目的を道の駅巡りにして,いおり→のとじま→なかじまロマン峠と回ってみる.
 そのまま流れで内浦沿いに穴水へ向かい,さらに宇出津へ向かう.
ツールドの時も来た,マリンパーク海族公園 (02:01)
能登島内はこんな時間に走る車はいない
道の駅・なかじまロマン峠 (2:30)
ちらほらと駐車車両がいた

 が,ここでまた,行き当たりばったりを発動.
 R249は穴水を過ぎると,一旦,山に入る.そんでもって,鵜川で再び海沿いに戻るんだが,ここに,海沿いを走る県道がある.
 このあたりは,いつも珠洲道路かR249を使うし,昨年の能登一周サイクリングでもそうだった. …海沿いはどうなんだろう?

 R249から右折して,道は狭くなったが,むりやりセンターラインつき2車線は確保されている.
 このあたりは別荘地なんだろうか,生活感のない,似たような家が立ち並ぶ.…なんとも不気味である.

 ところが,この別荘地と思しきエリアを過ぎ,小さなマリーナを過ぎると,突然,このルートを選択したことを後悔するような道になった.
 道幅は急激に狭くなり,茂が迫り,もし対向車が来れば,相当の苦戦を強いられる道が現れた…それが続く…続く…どこまで続くねん!

 そして海沿い,茂みが迫る道から,突然現れる寝静まった集落.
 集落内はそれこそ,これって裏路地やん! ってな,バイク相手でも対向に苦戦しそうな道.間違えたかと思うが,これがメインストリート.その道が…また続く.
 そして集落が切れ,また茂みと海が迫り,また突然集落が現れ,ってな感じで,一部広い場所はあるものの,20kmにわたってこの裏路地級の狭路は続いた.

 能登半島の先端に近い地域でも,たしかに田舎ではあるが,道はそれなりである.
 しかし,この地区はありえない.20kmにわたってこの狭路は,陸の孤島に近いレベルだ.能登半島の本当の姿を見てしまった気がする.

 そんでもって,狭い集落の,家の前には,何故だかそこそこに新しい車が並ぶ.
 この地区は,のと鉄道の穴水-珠洲区間が廃線になるまで,鉄道が通っていた地域なのだ.
 バス停はあるにはあるが,こんな地域こそ,のと鉄道廃線によるダメージは甚大だっただろう.新しい車が多いのも,廃線後の足の確保のためか?
 地域ローカル線は,それこそ廃止にしてはいけないんだと思える.そこんとこ,もう少し考えないと,ますます地域格差が広がってしまうだけなのに.

 どこまで続くとも知れない裏路地級の道を抜けて,やっとのことで鵜川でR249に復帰したときには,心底,ホッとした.
 なんだか,足を踏み入れてはいけないような,そんな異世界を覗いて,逃げ帰ってきたような気分だ.


 のと鉄道・宇出津駅.廃線となった後も駅舎は残り,バスロータリーとなっているが… (3:48)

 能登半島一周もありだったが,先の裏道で一気に疲れたのと,時間的にも遅くなってしまったのもあって,宇出津まで来たところで引き返すことにする.
 帰りは穴水まで珠洲道路を飛ばす.さっきまでの狭路だったから,この高速ワインディングがとても気持ちいい.

 金沢に帰り着いたのは明るくなりつつある6:10.
 走行時間は6:10,走行距離は331.1km

 なんとも奇妙なドライブだった.


2007/9/17(mon)
ツールド最終日
 松任海浜公園を出発し,輪島,能登島と泊まりながら能登半島を回ってきたツールドも,今日で最終日,再び海浜公園に向けて帰路につく.
 今日のコースは,能登島をスタートし,七尾から氷見まで海沿いを走った後,半島を越えて羽咋に抜け,そこからひたすらゴールまで南下の138kmだ.
 最終日くらいは何事もなく円滑に仕事が終わることを願っておこう.

 今日は,スタートの仕事をした後,チーフと車2台で氷見へ.道案内で俺が先導することになっている.
 9:00スタート終了で能登島を横切ってツインブリッジを渡り,能登有料で羽咋まで出て,山越えで氷見入りすれば,自転車と遭遇もないし,氷見10:30の配置にも時間的にも余裕だろう.


 スタートを待つ選手の一群(2005)
 最後の長い1日が始まる

 スタートの仕事は,一昨日の海浜公園と違ってほとんど車が入らない場所だったので,大した事もなく無事に終了.
 さて,こちらも移動といくか.

 ところがここで,またも予想外が発生.
 まず,能登島大橋上のポイントで使用しているメガホンを回収するという案が挙がったこと.
 これにより,最終通過まで待機のため,+30分.

 さらに,能登島内で転倒事故があったため,大橋のポイントに最終広報車がなかなか来ない.
 結局,メガホンの回収を諦め(後で届けてもらうことにして),氷見へ向け出発するが,待機時間で+10分.

 さらに,チーフ車の給油のため,+5分.

 そうこうしているうちに,時刻は9時半を過ぎている.
 あり? 時間的余裕はどこへ行った?

 とりあえず和倉温泉ICから能登有料に乗るが,このあたりは追い越し禁止.しかも遅い.

 羽咋で有料を降りて,氷見に抜けるつもりだったんだが,ここで俺のルート選択のミス.
 2日間も奥能登にいたせいか,交通量という要素を考慮することを忘れて,R415を選択したのが失敗.
 山間の国道だし,能登だし,と思っていたのが甘かった.この道って結構,交通量あるのね.しかも大型が多くて,遅い.

 配置時刻は刻々と迫り,仕方なく,またも昨日の二の舞.激辛ドライブ発動.
 後続のチーフの車が会社のヘタレPLATZ(1000cc)なんで,これだけはやりたくなかったんだが,マジで時間ヤベェ.
 急坂,ブラインドが多い,さらに大型が多い.

 …激辛です.

 なんとか,氷見での配置は間に合ったのだが,既に先頭広報は通過後.配置完了5分で先頭集団が通過.あっぶね〜
 ロクな準備もできぬまま,ここで2hの交通誘導.比較的交通量が少ないのがせめてもの救いだった.

 そして終了後は金沢市内のポイントへ移動.これがまた,そんなに時間がない.
 今度は往路の反省から,国道から1本それた県道を走る.

 まぁ,後は何とかポイントについて,最後の2h強の仕事を片付けて,今年のツールドも無事に終了となった.
 今年もいろいろあったが,力技でも何とかして,大きなトラブルもなく終了できたんだから,まぁ,良しだろう.
 一般道の田舎道の長距離だから,燃費15km/L以上は確実なコンディションだったんだが,13km/Lしか出てないあたり,移動の激辛度を表してる気がする.

 例年,ツールドはそれなりに楽しんでるんだが(もちろん仕事はキチッとしてるが),今回は写真すら撮ってないし,ロクにそんな余裕がなかった気がする.
 やっぱあの移動スケジュールのせいなのか.


 ところで,今日の移動はそれなりのペースでワインディングを流したんだが,まぁ,こっちは余裕を残したヘタレ走りではあるが,驚愕なのは,チーフがあのヘタレPLATZでついてきたということ.
 もちろん,ついてくることを確認してこっちもペースを上げてるんだけど,あの,走らない,曲がらない,止まらないPLATZで大方ついてくるってのは,凄い.
 後で聞いたら,ホンマにギリギリで走ってたとのこと.俺ならあの車では無理だな.

 やっぱ運転うまい人ってのは何に乗っても速いのね.


2007/9/16(sun)
重大任務
 昨日は松任海浜公園から北上して輪島まで142kmのコースだったが,2日目の今日は輪島から能登半島の先端を回り,珠洲,恋路,宇出津,穴水と走って能登島まで167kmの長丁場である.

 ところで,このツールドのコース上の警備配置ポイントと担当チームは,大会本部の方で既に割り振りがされている.
 これに従っていけば,各チームとも時間に余裕を持って配置につくことができるはずである.

 しかしこの割り振りは,各チームとも同等にして最強のスキルを持っているものとして構成されている.
 ところが実際には,過去のツールドの経験の有無や,交通誘導の能力,体力,現場での配置最適化ができるかなど,チームのスキルはばらばらである.

 ここで,毎年同じポイントだったり,明らかに仕事内容が単純なポイントだったりすれば問題はない.しかし,毎年ツールドでは,ルートの変更や,工事などの臨時因子で配置ポイントが変化する.
 こんなポイントを経験の浅いチームに対応させるのは心許ない訳で,その対応に割り振りをやり直すから,時折大変なことになったりする.

 各チームとも,初日は移動に関してそれほど問題になるような配置はなかった.
 問題は2日目にあった.

 俺は昨年,一昨年と,最遠ポイントである狼煙(能登半島の先端)の担当だったんだが,今年は他所の担当となっていた.ところが,そこの担当チームが土地勘がない上に,長距離の運転は辛いと言う.
 確かに,この警備会社の社員の方々でも,金沢近郊の道はよく知っているが,能登方面はほとんど知らないことが多い.

 そこで提案.
 俺   「チームのメンバーを替えて,俺のチームが狼煙に行きましょうか? 2年連続で行ってるんで,わかりますよ.」
 チーフ 「そうすっか…いや,お前には行ってもらわなあかん現場があるねん.」
 俺   「俺じゃないといかんって? どこですか?」
 チーフ 「松波行ってくれ.で,その後,能登島ゴールに間に合ってくれ.昨年,先頭のゴールに間に合わんで,30分遅れたんやわ.」
 チーフ 「お前なら間に合わせられるやろ.ってか,間に合え!

 なんだかえらい任務を任されたようで…

 幸い,ルート変更で昨年より,松波からゴールまでのコース距離は長くなっている.
 しかし,松波の最終通過予定は14:00.そこから約80km離れたゴールの先頭到着予定は16:00.
 自転車を追いかけるわけにはいかないのは当然として,別ルートを走るにしても,普通に走ってたらギリギリだろう.

 確かに,俺はツールドの仕事が3回目なうえ,自転車やら車やらでちょくちょく能登方面に来て,実走として土地勘がある.しかも今回のメンバーでは,チーフの次に運転慣れしているだろう.
 しかし,田舎道80kmを2hって,こいつはなかなかの辛口な移動スケジュールだぜ.こら重大任務だ.

 結局,松波の終了時刻は13:45.さて,ハードドライブの始まり〜
 珠洲道路が使えれば早いはずだが,ここもコース.R249で行くしかないらしい.

 で,ゴールには15:00に到着.昨年30分延着を今年は60分の早着.ルートを最適化して近道したとはいえ,あまり嬉しくない超特急ドライブでした.
 まぁ,期待には添えたんではないでしょうか.(なんぼ俺でも,普段はこんな運転しねぇ!)
 早着分,ゴールの準備を前倒しできたのが良しだろう.


 今年はまったく写真を撮ってないので,昨年までのものを放出.
2日目の難所となる能登半島先端付近
絶景と急坂が続く外浦の地形
穴水から能登島方向へ海沿いを走る
海も地形も穏やかな内浦の雰囲気

ツインブリッジのとを渡って能登島に入る
 ここまで来ればゴールまであと僅か


 まさかこんな所で先週交換したタイヤの性能試験をする羽目になるとは思ってもみなかったが,一応レビュー.

 幅広化とタイヤの剛性UPによるものか,中低速では路面の凹凸でハンドルを取られやすくなった.しかし60km/h位から上で急に安定して,路面に吸い付くような感触.
 コーナーでも以前のようなグニャッとした感触がなくなったし,高速からのブレーキングでも確実な制動を得ることができるようになった.
 ただ,若干,騒々しくなった気はするが,それはこの手のタイヤでは仕方ないだろう.

 まぁ,なんせ今まで安物タイヤしか履いたことなかったんで,感覚がホント別次元だ.
 タイヤ換えるって,こんなにも変わるもんなんやと驚いているところ.


2007/9/15(sat)
未確認に次ぐ未確認
 ここのところ,ボートの製作活動が遅れに遅れていて,警備バイトの方はずっと断ってきてたのだが,久しぶりに仕事に行ってきた.
 今回の現場は,能登半島430kmを3日間かけて1周するサイクリングイベント“ツール・ド・のと400”.3年連続の仕事参加である.

 警備バイトでは,ほとんどの仕事は,朝,事務所に集合して車で現場に移動,そのまま半日とか1日仕事になって,夜,事務所に帰って解散ってパターン.
 ところがこのツールドの仕事はかなり要領が違う.
 2人1チームで車に乗り,選手通過前に配置につく→自転車が来たら仕事開始(主に交通誘導,2hくらい)→最終通過で仕事終了→自転車の隊列を避けて次のポイントに先行移動.
 こんな感じで1日に2〜3セットの仕事があるわけだ.んで,その日のゴール周辺で宿泊まり.

 食事と宿泊も主催者持ちだから,2泊3日仕事付の能登一周ドライブってなわけ.仕事は間欠だし(決して楽とは限らないが),運転が好きであればなかなかオイシイ仕事だ.
 まぁ,難があるとすれば,3日間拘束されるってことと,各現場はそのチームだけで完全に回さないといけないってことか.運転が苦手だと辛いかもしれない.
 昨年はサテライト氏のSWIFTの助手席で退屈してたが,今年は赤CIVIC投入である.

 初日は朝が早い.AM3:00起床の,4:00出勤.前夜は3:00寝の12:00起だった関係もあり,ろくに寝れたもんじゃない.
 松任海浜公園のスタート周辺の警備から始まる.

 以前はここは何もなかったんだが,昨年くらいに整地されてグランドゴルフの練習場ができてから,駐車スペースは減るわ,早朝から練習の老人は来るわでなかなか大変.
 スタート直前の通行規制の時間帯に至っては,ほんま,ずっと頭下げっとおしでした.荒っぽい輩がおらんかったのがせめてもの幸い.

 その後,次のポイントへ移動したんだが,このとき隊長から,「次のポイントで使うかもしれないスーパーメガホンをNチームの担当ポイントで回収して行け」と指示.
 しかしメガホンは不要だろうとの認識から,現場に直行する.
 思えばこれが,本日最大の失敗の前兆だったのだが,そんなことは誰も知る由もなく,次のポイントへ向かった.

 そして全チームが集合するはずだったのが昼食ポイント.しかし俺のチームは現場が昼食ポイントに近く(終了時間が遅い),他チームより大幅に遅くなる.
 そのため入れ違いとなり,ここでもメガホンの受け渡しはなし.

 そしてN・I・Kチームが門前へ向かい,俺のチームは輪島ゴールへ向かって移動を開始したんだが,ここで門前のチームからの電話が鳴る.
 「メガホン使いたいから,門前に寄ってくれ」

 あれ,俺の車にメガホンは載ってない.
 さっきの隊長の指示だと,Nチームが持ってるんじゃないのか.(隊長車には乗ってない)
 さらにNチームは,俺のチームかIチームがメガホンを載せてると思ってる.
 Iチームは,Nチームか俺のチームがメガホンを載せてると思ってる.

 …あれ?
 ・・・・・・やばくねぇ?

 会社に確認取ると,メガホンは会社の前(!)に2つ並んで座ってたそうな.
 こら,困った.今日は諦めるとしても,誰かに届けてもらわなあかん.しかし今日の宿泊地,輪島までは車で2h以上かかる.

 ここで偶然にして朗報.警備バイトのOBのALF氏が遊びに来るそうな.これは頼むしかない.
 ってことで,急遽TEL「会社寄ってメガホン持ってきてください.」

 まぁ,快く引き受けていただいて,ゴールの混沌の中,メガホン届けていただきました.ありがとうございます.

 まぁ,初日はそんなこんなで終了.
 いくつもの未確認の要素が重なってのトラブルだったんだが,ホンマ,確認って重要やね.思い込みって恐ろしい.


2007/9/9(sun)
古巣へ
 昨日は,来春からの新たなコミュニティの集まりだったわけだが,今日は,中高7年を過ごした古巣に帰ってきた.

 大学入学後も,毎年ハードスケジュールを押して,欠かさず行っていたのが卒業した高校の学園祭.
 今年はさすがに忙しく,行けないかな〜と思っていたが,ちょうど帰省したこの週末.こら,内定報告も兼ねて行くっきゃない.

 卒業して,車を手に入れて,それでもって堂々と乗り込むOBも数多いるようだが,ここは学校内の駐車場が非常にややこしい.
 いい迷惑だし,俺のこだわりもあって,あえて5年前の通学手段そのままに,駅から40分歩いてみる(当時は自転車10分).

 校門をくぐって,最後の地獄坂を上がると…なんかいた.

 …なんていうか,うん,さすが我が母校.

 まぁ,今年も学園祭は非常に盛況で,広いけど狭い学校内は人に溢れていた.
 近隣の高校で,これだけ学園祭に他学生が来る高校はないらしい.大学の後輩なんかでも,高校時代の学園祭は3年に一回で閉鎖的だって話を聞くこともある.
 それに引き換え,こっちは先生も一丸となってる上,学園祭に学生生活のすべてを賭けてる奴もいるくらいだからな.(俺もそんな1人だった)

 高校の水準としては,国立大の合格者もかなりいる,いわゆる受験校なんだろうが,勉強一辺倒になっていないところが素晴らしいと思う.
 そら勉強することも大事だろうが,中高でしかできない馬鹿ってのもあるわけで,いろいろと経験することはそれ以上に重要なんじゃないかな.

 内定をもらった会社の人が言っていたのが,「いろんな景色を見たことがある人は,いろんな景色を見ることができるし,いろんな見方を知っている.」
 経験豊富な人は,新たにいろんな経験をできるし,いろんな角度から物事を見ることができる.ってことだそうな.俺の好きな言葉である.

 親が学校を選ぶときなんかが特にそうだと思うが,どうも最近はいろんな場面で数字崇拝が目立つ気がする.
 そらその方が判り易いし,楽なんだろうけど,数字では見えない物の方が多いんではないかと思う.数字なんてのは所詮,人が定めた優劣に過ぎないのだから.


 まぁ,この高校も最近,いろいろ方針を変えたとか,外にいると聞こえてくる(主に数字重視の傾向).しかし,この学園祭の盛況ぶりをみていると,中にいる学生は,やっぱり以前と変わらないって気がする.
 この独特にして貴重な校風,守り続けて欲しいものである.


2007/9/8(sat)
俺一人?
 内定が出て就活を終了したのは5月末.
 それから何事もなかったんだが,先週,内定者と社員の懇親会をするとの連絡があった.

 ところが,普通の大学生なら今は夏休みの真っ只中なんだろうが,俺の通う大学は3学期制故に学期の真っ只中なのである.(まぁ,休み中でもほとんど大学にいるが)
 まぁ,しかし,こんな機会を逃すわけにもいくまいってことで,急遽帰省することとなった.

 ところで最近の俺の生活ってのが,卒研の製作の関係で工場に篭りっきりなのである.一日10h以上もNCフライスを回して水中翼の型を削ってる.しかもこの加工が遅れに遅れているというから厄介だ.(当初は8月末で終了の予定)
 こんな感じで,木曜も夜まで加工して,そのままNC機を仮置き(作業途中で部材を外すと精度が落ちるから,取り付けたままにする)して,金曜も朝から作業.しかも二度寝して寝坊した夢なんか見るから,寝起きは最悪.
 加工が終わったのは昼過ぎで,最悪なコンディションの中,夕方から実家に向けて下道300kmのドライブ.日付の変わる1時過ぎに無事到着したが,寝たのは4時過ぎ.

 まったく,出だしから激しい様相である.

 で,これが昨日.
 今朝は,ドライブの眠気覚まし兼ねて連れて来た後輩と,奈良公園の散策.奴は鹿と闘って完敗.
 この2人を大阪の電気街に追い遣って,夕方からがその食事会なんだが,詳細を見るとこれがまたChaosの予感.

 店は普通の中華料理店.
 趣旨も内定者と社員の懇親会で,そのまんま.
 内定者は7名参加.

 …そのChaosとは.

 理系が俺しかいない.
 …あれ,なんか変だ(内定先は機械部品メーカー).まぁ,でもそれだけなら何とかなるだろう.

 俺以外全員女性

 …なんで!? 
 最終面接の時には男しか見た記憶はない.…おいっ! あと3人,何処行った?
 この事実がわかったとき,友人には幸せ者とか,いろいろ言われたけど,1vs6って無理.確実に浮くって.

 案の定というか,集合場所のビルの前で,集まってるグループはわかったが合流できず.
 会社の人が来たところで何とか無事に合流.気まずかった〜

 まぁ,会食が始まってからは,会社の人も混じっての懇親会だったんで,あとは問題なく話を進めることができたのがせめてもの幸い.
 社員の方ともいろいろ話をすることができて,なかなか有意義な会でした.


 この,技術系1人っての,俺以外にもう1人内定出したが,他所に行ってしまって,今のままだと俺だけってことだそうだ.
 そんでもって,採用の眼鏡に適う応募がないんだそうな.

 現実的に,同系の同期がいないってのもつらい話.まだ採用は続けてるそうだから,同期が増える事を望むところだな.
 これは就職好景気の弊害なのか?


2007/9/5(wed)
タイヤ交換
 バタバタと就活やら卒研やら授業やらをこなしていくうち,いつの間にやら夏休みすら終わってる.
 その間に,シビックがちょこちょこっと様子変わったり,卒研は進んでいたり,でもボートは大会にいけなかったり,就職内定出たり,いろいろあったんだが…そこは直接聞いてください.
 盛大に過去日記になってしまって,追いつく見込みもない上,いろいろと忘れてきたんで,とりあえずしばらくすっ飛ばします.(気が向けば過去日記追加するかも)


 シビックを手に入れたのが昨年の11月.それからまた,少しづついろいろいじって来たんだが,前々から気になってたのがタイヤの磨耗.
 早いうちにタイヤ換えなあかんなぁと思ってたんだが,換えるとなると,13in.の鉄チンを何とかしたいというもの.
 しかし,ホイールとかタイヤって高い.普通に買ったら,セットで10万近くかかりそうな感じで,何とかならんかと情報収集していれば時間ばかりが過ぎていく.

 しかしとうとう,ヤフオクにて入手.中古品のセットで\25,000でした.


 一見,RAYSのVOLKっぽいが,もどき.15in.6.5Jでoff+35.
 狙ったわけでないが,ばっちしツライチになってしまった.

 タイヤはブリジストンのPOTENZA-GVで195/55R15.若干幅広になりました.
 走りこむ人からは評判悪いみたいだが,一応ハイグリップタイヤの分類.俺はそんなに攻め込むわけでもないし,まぁ,とりあえずこれは様子見.

 …まぁ,若干あやしい品だが,ええ感じにはなったっしょ.(参考→以前はこんな感じ BRIDGESTONE B-Style 175/70R13)

2007/03    2007/10 過去の日記 
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