出来事帖    日本家屋の解体 in 百島  郷里・百島

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 百島(ももしま)は広島県西部の瀬戸内海に浮かぶ,周囲10km程の小さな島で,島の大部分は山林とみかん畑である.多いときには3000人ほど住んでたらしいんだが,今は700人ほどだとか.がしかし,夏休みになると人口は一気に膨れ上がる.俺達もその一端を担ってしまってるわけだ.



 連絡船の船着場がある福田港から常石方面を望む.
 ここが島の正面玄関みたいなもの.




 島の中はこんな感じ.この辺りが島の中心街.狭い道が続く.それほど広い島ではないうえ道が狭いため,島の中では原付や軽トラで移動し,本土に車を置いておく人が多い.



 島のもうひとつの港,泊港.母の実家はこの地区にある.祖父は10年ほど前までは小型の貨物船を持っていて,尾道まで迎えに来てもらったり,釣りに行ったりしていた.



 泊港の防波堤にある灯篭と横島.



 表通り(?)から外れると,人がすれ違うのがやっとな狭い路地が張り巡らされている.母の実家もこんなところにある.
 今でも少し違ったところに出ると,迷いそうになってしまうことも.



 所変わって,墓にある井戸.いまどき珍しく共柄ポンプである.このすぐ横に水道もあるんだが,子供のころは必ずこれで水を汲みたがってたような.去年来たら朽ち果ててたのに,リニューアルされたらしい.
 昔は給水船に頼っていたこの島も,今は本土から水道管を引いてある.しかし,昨年秋の台風で海底の水道管が破損して,しばらくは井戸頼みになってしまったらしい.まだまだ現役なんやな.



 島の高台から.島が連なっていく.
 遠くにはしまなみ海道の因島大橋が見える.
 たまに遠くから船のエンジン音が聞こえる以外は何も聞こえない.
 



 夕日.瀬戸内の太陽は海には沈まない.



 夕焼けと船.




 泊港の夜景.防波堤の先まで行って,陸に向かって撮った.ここらの夜は波の音しか聞こえない.




 夜の海に陸の明かりが映る.
 中央の明るい辺りが常石の造船所.右の一連の灯りは内浦大橋.


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