百島へ 郷里・百島 家屋解体 大和に乗艦 |
尾道で映画「男たちの大和」で使用した,戦艦大和の1/1ロケセットの公開をしていた.せっかくなので見学していくことにした. 尾道は造船の街だが,ロケセットは尾道水道を挟んで対岸の向島にある日立造船西工場跡地に6億円をかけて作られたそうである.全長263mのうち,艦首および左舷190mが再現されている. |
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向島へは尾道大橋を渡れば車でも行けるが,今回は渡船を使った. 尾道水道には小型の渡船が多数ある.100円程度で10分ほどで対岸に渡ることができる. 写真は渡船から見た尾道水道と尾道大橋. やってきました戦艦大和ロケセット. 艦首の菊の紋も立派に再現. 第2主砲塔と艦橋下部. 46cm砲は真近で見るとさすがに大きい. 艦橋上部構造物がないのが残念. 艦首から後方を望む. 第1主砲と艦橋上部がないが,それでもかなりの威圧感である. 46cm砲と25mm機銃. 主砲塔上には13mm連装機銃がある. 3連装25mm対空機銃. 交換した銃身や,戦闘による損傷など,よく作りこまれている. この機銃は1人が旋回,もう1人が仰角をハンドルで制御して狙いを定めるようになっているのだが,これでは高速で飛来する航空機を撃墜するのはまず不可能だろう. 甲板に積み上げられた弾薬箱などの物資. こんなものまでよく再現されている. 第2主砲塔横から左舷後方を望む. ここには対空装備が所狭しと並んでいる. 25mm3連装対空機銃と40口径12.7cm連装高角砲. この対空機銃は装甲で覆われているが,基本的には露天式と同じもの. 隣のドックから大和左舷. ここから見ると,まるで大和がドックに入渠しているように見える. このほか,展示ルームがあり,艦内のロケセットや衣装などの小物が展示されていたが,残念ながら写真撮影禁止だった. 外観は形状から戦闘による損傷まで精巧に再現されているロケセットだが,内側はこんなかんじ. ついでに造船所跡ということで,その施設もいくつか. 部品組立て・作業棟?残っていたラインの表示から,船体各部のユニットを製作する場所らしい. 船渠(ドック) 長180×幅33.4×深10mで,2万tクラスまでの船の船底・外板の塗装・補修をすることができるそうである. ドックゲート(写真より手前)を開放してウィンチで修繕船をドック内に引き入れ,ゲートを閉じて内部の海水を排水する. ドック底部には船を固定する盤木が設置されている. 大型クレーン 造船所のあるところでは必ず見かける.25tまで吊上げ可能らしい. 渡船からロケセットを見るとこんな感じ. 右舷側は再現されていないが,それでも異様な感じである. 帰りの渡船に乗っているときに,偶然フェリーびんごとニアミス. いつも乗る船だが,海の上で遭遇するのは始めて. 尾道水道は交通量が多い. |
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